「フラミンゴ」は 大田区六郷にある認知症と転倒予防に特化したシニア向け運動教室。作業療法士の荻野秀一郎さんが昨年オープンしました。
荻野さんはリハビリの専門家として以前は病院などで勤務していましたが、病気や介護が必要な状態にならないとリハビリを受けられない現状を知り、それならば地域に出て適切な予防法を伝えようと教室を開かれたそうでです。
人生100年時代となり、健康寿命を延ばすことが豊かな老後にもつながります。元気なうちから、転倒や認知症予防に取り組みことはとても大切です。
弊社が大田区で運営する「HANPAはすぬま」でも、地域の高齢の方がお元気でいられるよう、何か少しでもお手伝いできればと考えています。荻野さんの健康への取り組みを伺いたく、教室にお邪魔させていただきました。
場所は京急線雑色駅のすぐ近く、路地を入った所にあります。
教室に用意されているのは、椅子と壁一面の鏡。マシンなどは使わず、転倒予防では、とっさの一歩が出るための運動に重きを置いているとのことです。
方法はパーソナルトレーニングと最大8名までの集団教室、入会登録などは不要で、好きな時に利用出来るそうです。
今回は、 「姿勢を正しくする運動」を体験させていただきました。
まずはストレッチ、一つの姿勢を20数える位キープすることが大切とのこと、時間をかけゆっくり行うことで、徐々に身体がほぐれてきました。
その後は、姿勢を正しくするために必要な筋力を鍛えるため、首から腰にかけての運動。
一つ一つどの部分を強化する運動なのか、説明を加えながら指導くださるので、効果を確認しながら取り組むことができました。
また、認知症予防の脳トレも一つ紹介いただきました。
最初に文章を聞き内容を覚えます。その後、内容についての質問が4つほど出されます。脳を活性化させるために「聞いて、覚える」といった作業が大切とのこと。それほど長い文章ではないのですが、とっさに覚えるのは案外難しい。4つ目の質問にははっきりと答えられませんでした。まずいな~。最近人の名前などを憶えられてなくなってきたので、脳トレ始めようかな…(>_<)
身体と頭を使い、すっきりとして気持ちも軽くなりました。巣ごもり生活で、身体も心も縮こまっていたのかもしれません。つくづくと運動の大切さを実感しました。
少し若い人向けの「お弁当付フィットネス」も始められたとのことですので、是非トライしてみたいと思います!
また、LINEでオンラインレッスンも行っているとのこと。自宅でも対話しながら運動ができる点、運動の様子を家族などにも報告し見守りの一つとしても活用できる点が、コロナ禍においても安心できるサービスだと感じました。
「HANPAはすぬま」では「フラミンゴ」さんとコラボしたイベントを計画中です。
詳細が決まり次第、お知らせします!!