タイワンリスとカビチョウ

タイワンリスは、特定外来生物に指定され、捕獲されています。三浦市では昨年10月頃より捕獲数が増え、12月にはこれまで最多の36匹が捕獲されたとのこと。(神奈川新聞)

確かにここ最近、家の周りや散歩途中に、良く見かけます。

尻尾がフサフサ

高い木の枝を動き回っていることが多いのですが、先日は、こんな間近で見かけました。

木の柵を行ったり来たり

コミカルな動きでなんとも愛くるしく、可愛いなあと思って今まで見ていましたが、ミカンなど農作物や庭木の食害に加え、家屋の戸袋をかじるなどの生活被害もあるため、駆除が必要とのこと。

ガビチョウ (2019.09.01) | 日本の野鳥識別図鑑 (zukan.com)

こちらの鳥はガビチョウ。庭で時々大きな声で鳴いています。声はとてもきれいで、最初はウグイス?と思ったくらい。時々長い時間、大きな声で鳴き続けるので、なんの鳥だろう、と思ってたところ、ある日窓から見える木に止まっており、姿を確認。

体は黄土色、クチバシは黄色く、目の回りに白いライン、初めて見る鳥。こんなに特徴があるのに図鑑には載っておらず、ネットで調べるたところ、ガビチョウと判明。

外来種でこちらも特定外来生物に指定されているとのこと。もともとは中国にいる鳥で輸入してペットで飼われていたものが野生化したそうです。

タイワンリスにしても、水族館やペットで飼われていたものが逃げ出したようで、生き物自体に非があるわけではないのに、生態系に影響を与えることで悪者扱いされてしまうことが可哀想な気もします。

生き物のためにも、私たちは正しい知識を持ち、安易に安易にペットを飼ったり逃がしたりしないよう気をつけなければならないと感じました。