最近心がけている言葉があります。
「はじからこつこつ」。
三崎のママ(親分)から言われた言葉です。
何事も端からこつこつやっていくことが大事だと。これはどんなことにも通ずるものがあると強く思いました。
春が来て、菜花を摘みに行った際のこと。
始め、僕は夢中になって菜花畑の真ん中に飛び込みました。
そこら中を歩き回り柔らかそうな芽を探しは摘んでいたのですが、
「どんくせえ!目の前の葉っぱをめくって探すんだよ」とママに言われ、
落ち着いてよく見渡すと足元にたくさん若い芽があるのです。
ああ、見えやすい表面ばかり見ていた…。
「灯台下暗し」とも言いますが、探していたものは目の前にある。しかし、見えていない。
美味しいものは何枚も葉をめくった下にあります。お宝や財宝も土の中のイメージですね。すぐに見つけられないものが1番美味しかったり高価だったりする。
(そうだ、この前タケノコ堀りに行きましたが、タケノコなんかまさに土に眠るお宝!)
動きまわって無駄な体力を使わずに、端からコツコツとその作業を繰り返していくと一番効率的で、収穫量も多くなりました。
そして更にいいことが!
端からコツコツと芽を摘んでいくと自分がどこまで芽を採ったかがわかりやすい。
また次に来た時もどこから始めればいいのかがとてもわかりやすいのです。
日常生活や仕事でも、落ち着いて端から、小さく確実に進めていくことが大きな成果への近道であり、最初から真ん中?(大きいな課題とも言うでしょうか。)に取り組んでもうまくいかないことが多いはずです。
真ん中から手をつけたいの我慢し、端から取り組むことで自分の足跡が明確になり、その足跡は自信になります。
そして真ん中へ踏み込むのが1番です。
畑もはじからこつこつ。春植えキャベツとブロッコリーです。農家のおばちゃんから今年も苗を頂きました。(また植える間隔が狭いとご指導も頂きました)
里芋も植えました。半年くらいかけて大きく、身をつけます。
新玉ねぎとして収穫。
春は収穫と植え付けで大忙し。しかし自然の恵みをひしひしと感じます。
いつもありがとうございます。
色々とご教示くださる人生の先輩方にも大感謝です。
はじ、恥とも書けますね。
野菜のことなど知らないことがあまりにも多すぎる。プロの方に見せたら恥ずかしい畑です。
でも恥からコツコツです。
ゆっくりやっていきます。